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『エクスプローラー・アンソロジー3』カード私評

カードリストはこちら。

『エクスプローラー・アンソロジー3』がMTGアリーナにやってくる

サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
構築だとたまに1枚使うかどうか。緊急回避できる7マナの全体バウンスでは使いにくい。PWを筆頭に除去なりカウンターなりで根本的に対処を求められるカードが増え過ぎた。《荒野の再生/Wilderness Reclamation》がHis.で帰ってきたらあり得るかも。

ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep
赤系のデッキでたまに見る。ウィザードならどれほどよかったことだろうか。2マナのアドを取れる可能性を秘めたCre.なのでいつかまたつかうこともあるかも。

爆片破/Shrapnel Blast
青赤ファクトはこれとハサミを主体にしているはずなのでそういうデッキを組みたい場合は。カードが古いが5点出せるので大体のCre.やPWも落とせるはず。His.の赤白ソプターには入るかも。

森の占術/Sylvan Scrying
《睡蓮の原野/Lotus Field》を探すことはできるもののコンボに合わせるにしてはギリギリカードが足りないか。His.なら《ウルザの建築ドローン/Urza's Construction Drone》によってウルザランドを創出できるので実質緑トロンが組めるようになった。

開花の幻霊/Eidolon of Blossoms
エンチャントレス系。cipでドローできるのですぐに処理されても損はしない。構築ではもう厳しいはず。

召喚の調べ/Chord of Calling
His.ならヨーグモスやフードコンボで重宝されるはず。ただEx.だといまいち合うデッキが思いつかないが緑黒エルフがロードや《群れのシャーマン/Shaman of the Pack》を持って来れるようになったので見かけるようになるかも。

世界棘のワーム/Worldspine Wurm
組み合わせるなら同じく収録された《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels》との独創力コンボ。これでEx.でもギアハルク型ではないこの形の独創力コンボが組めるようになった。His.にはグリセルブランド型があるがこちらの方が使われるだろう。

審判官の使い魔/Judge's Familiar
優秀な1マナの飛行なのでセファラデッキや忍者デッキでのチャンスはある。His.なら《永久の優雅/Abiding Grace》を用いてソフトロックするのもいいかもしれない。使い方はいろいろ思いつくので使いこなすデッキが出てくるかも。

ゴルガリの魔除け/Golgari Charm
使うこともあるだろうがサイド要員。ただ器用貧乏。His.では現状刺さるデッキはなさそう。Ex.でもあるか微妙かも。

シミックの魔除け/Simic Charm
どのモードもリミテ向け。構築では全くイメージできない。青緑のCre.デッキはHis.のマーフォーク位なので仮に採用されるとしてもここだけなはず。

イゼットの魔除け/Izzet Charm
メインに入れても悪くない魔除け。青赤コンの微妙にカードに困っているときに非常に入れやすいカード。ルーターモードがあるおかげでコントロール以外にもコンボデッキでも採用がしやすい。Ex.His.問わずちょくちょく見かけそう。

グルールの魔除け/Gruul Charm
対スピリット最終兵器。嫌いなら入れましょう。

オルゾフの魔除け/Orzhov Charm
除去とリアニがあるものの除去はかなり痛いしリアニもかなり限定的。器用貧乏というよりかは単に貧乏な可能性大。少なくとも1マナリアニを使いこなせないと採用は厳しい。

復活の声/Voice of Resurgence
青系に強いと思いきやほとんどのデッキに活躍するカード。対戦相手にメインでの行動を強制させるため、自ターンの妨害が少なくなりやすいからウィノータコンボを好例としたCre.コンボと合わせるのが使いこなす基準となる。そうでなくともカンパニーデッキには損なく入れれるはずなのでまあまあ見かけそう。

儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
フェッチランドがないと弱いが逆にフェッチランドがあると強すぎるカード。Pio.では使われていないところを見るにEx.では厳しいはず。His.ではフェッチこそないもののクルシアスを筆頭にルーティング方法が多彩なため土地を墓地に送ることはそう難しくない。好きなカードなのでぜひ使ってみたい。

幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council
《御霊の復讐/Goryo's Vengeance》で釣り上げると巧く機能するため昔のMo.では使われていたはずだが時は令和。数々のセットにより過去のカードに。擁護できる点はニヴで拾える点だろうか。

怒りの座、オムナス/Omnath, Locus of Rage
通称オコナス。上陸での恩恵は5/5と十分なサイズだが7マナは重い。コンボにするならオコナス自体をコピーすることになるだろうがそれもこの重さで厳しい。後期のオムナスが活躍しているのでオコナスには休んでもらおう。

歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels
全く顕現したのを見ないがまあ《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》と合わせる使い方があるだけ全然あり。

調和者隊の盾/Accorder's Shield
誰が望んだのか。純鋼ストームでしか使われたことないのに。

梢の眺望/Canopy Vista
燃えがらの林間地/Cinder Glade
大草原の川/Prairie Stream
燻る湿地/Smoldering Marsh
窪み渓谷/Sunken Hollow
バトルランドの登場。版図を使っている場合はすこし気になるだろうがそれ以外では基本的にスローランドで良さそう。《軍備放棄/Lay Down Arms》のようなカードを2色デッキでもプレイしやすくなったと好意的に思おう。

演劇の舞台/Thespian's Stage
《睡蓮の原野/Lotus Field》をコピーするのが主な使い方か。デプスはアリーナにはないのでHis.でも変わった使い方はまだできないはず。ロータス型のコントロールが組めるようになったのでアーキタイプが一つ増えた。