働きアリ@働かない

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月刊バーン[バトルについて:2023_4]

0)はじめに

 新カードタイプ「バトル」の個々のカードとバーンの相性についてちょっと考えます。

 

目次

バーンと相性の良さそうなバトル

バトルと相性の良さそうなカード

 

1)バーンと相性の良さそうなバトル

 全部で36種類あるのでピックアップします。

 

ゴバカーンへの侵攻

 守備値3と稲妻圏内なのはグッド。2マナでピーピングハンデスも赤白バーンサイド後で相手への妨害手段が少ないという問題点も緩和できる。裏面がクリーチャー主体である必要があるのでデッキを練る必要があるが、十分可能性あり。

 

セゴビアへの侵攻

 3マナ2トークンはモダンでは力不足だが裏面は手札をテンポ良く使えるようになる。基本は厳しいだろうが衝動的ドローをたくさん入れたら回るかもしれないがデッキ全体が軽いモダンでこれを入れる必要は薄そう。

 

・ヴリンへの侵攻

 手札入れ替えはいいしコピーも嬉しいが4マナは重い。

 

・カルドハイムへの侵攻

 4マナで手札入れ替えの衝動的ドロー。《実験の狂乱》や《スカルドの決戦》みたいなものだろうか。そこまで悪くないがこれらのカードより弱いので使うのは厳しい。裏面はランドエッジ。裏面に素直になればいいのだが4点吸われるのでよほどでないと。

 

・レガーサへの侵攻

 3マナ本体4点。横にタフ1がいればバリューカードになるがラガバンくらい。《損魂魔導士》と合わせれば無駄にはなりにくいか。本体に4点入るカードで盤面にも触れるので今後デッキを組む際に採用するカード次第では候補には上がりそう。

 

・タルキールへの侵攻

 2マナ2点+α。手札がドラゴンまみれなバーンなんて組めるのだろうか。厳しい。

 

・アズゴルへの侵攻

 《夜の衝突》を有するので赤黒でバーンを組むなら入れてみたいカード。軽量クリーチャーは火力で落としてタルモのようなサイズの大きいものはエディクトすれば調子のよいカードにはなる。裏面もフェッチランドを多用するモダンでは無理せずサイズが上がりそうだし、除去って殴るという展開も容易に想定できるので十二分に期待できる。

 

・エルガモンへの侵攻

 出たら手札のルーティングと宝物生成。地味ながらも《癇しゃく》をテンポよく打つことができるのは見逃せない。赤緑で組むとキャノピーランドを採用しにくくなるため手札の土地をリソースに変えられるルーティングにも価値を見いだせるかも。それ以上に緑の《タルモゴイフ》やサイドの《破壊的な享楽》を無理なく採用できるようになるため赤緑の線は是非試してみたい。

 

以上ですかね。新しい色で組むなら《エルガモンへの侵攻》《アズゴルへの侵攻》は面白そうです。《ゴバカーンへの侵攻》は既存の赤白のリストのサイドに入れてみてからといったところでしょうか。

 

2)バトルと相性の良さそうなカード

 上記にあがった《タルモゴイフ》のほかに、《ドラゴンの怒りの媒介者》もバトルという新カードタイプの恩恵を厚く受けられそうです。

 そのほか、直接バトルを焼く際のダメージ効率の観点から《二股の稲妻》のような分割火力は使い勝手がかなり良さそうで合わせて採用したくなります。

 カウンターを取り除くカードはどれも重いので微妙ですが《呪詛の寄生虫》はその中ではましな方でしょう。

 

3)次回の予定

 あまりにもタルモが使いたくなったので《エルガモンへの侵攻》と組み合わせるとどうなるかを考えます。

 

4)さいごに

 新セットは統一感がないものの結構面白いセットでした。また次回。ではでは。