働きアリ@働かない

MtGプレイヤーです。ぼちぼち書きます。旧日記:https://formicaoperaia.diarynote.jp/

月刊バーン[挨拶とモダン:2023_1]

0)はじめに

 新シリーズをお試しで。

 

目次

・今シリーズの挨拶

・モダンの基本と工夫

 

1)今シリーズの挨拶

 最近よく回すようになったアーキタイプが「バーン」で下環境の各フォーマットで少し回しました。そのときにちょっと思ったことやデッキのアイデアなどをまとめていこうかと。

 以前はファクトデッキを愛用していろいろアイデアがありましたが《オパールのモックス》のモダン禁止により形にはなりませんでした。

 「バーン」は固定パーツが多いアーキタイプの一つかと思いますが、先入観には囚われずに書いていければと。

 

2)モダンの基本と工夫

 初回はモダンのバーンについて少し書こうかと。

 モダンの中では最年長レベルのかなり長い歴を持つこのアーキタイプは2023年現在概ねメインボードのテンプレートがあります。

 この画像は2023年1月末のMTGGoldfishで確認できたバーンのメイン使用割合です。3.9枚以上で入るカードが88%の《大歓楽の幻霊》まで含めると9種類あるのでここで36枚が決まることになります。土地を20枚~22枚入れることを考えると自由枠は2~4枚といったところでしょうか。これがモダンのバーンの基本となります。

 

 また、採用されている最新カードに注目されてみてみると、《灼陽大峡谷》(MH1 2019)、《批判家刺殺》(RNA 2019)となっておりメイン新規カードはしばらく来ていません。

 

 これらはネガティブな側面もありますが、デッキを工夫したい場合は見せどころでもあります。実際に試したものと感想を少し。

 

 ・《ドラゴンの怒りの媒介者》

 メインから4枚とはいえエンチャントが入っているデッキなため昂揚はできなくはないという判断で採用。

 このカードが3点火力なら負けてた:勝ってたの割合は微差(5.5:4.5もない程度)。これが飛行をもって軽快に殴れているときはスペルもテンポ良く唱えているわけなので何でも勝っているし、そうでないときはマリガンして手札が純粋に少ないことや土地を少し引きすぎたときが多く、そういう際は3点火力でも勝てない場合が多い。

 このカードならではなのは地上のクリーチャーデッキに勝ちやすくなる点と専用のデッキではないので昂揚のタイミングにブレがあり本来嵌らない《レンと6番》に嵌ってしまうこと。

 同じ効果のカードがたくさん入っているデッキである都合上諜報で嬉しいこともメインではやや少なめ。但し、サイド後はサイドインカードを探しに行ける点でかなりの好印象。

 総じてこれじゃなくてもいいかな、と思いました。及第点はあるので《戦慄衆の秘儀術師》のようなカードとうまく合わせられるような環境や新カードが現れればチャネラーバーンは成功するかも。ファクトを使ったバーンが組めればそれでも。

 

・《砕骨の巨人》

 モダンのバーンは他のフォーマットのそれとは違って、マリガンがかなり苦手です。手札を増やす手段が通常ドローしてパスしかないのでクリーチャーが強いモダンではターンが足りないことが多いです。

 出来事持ちのこのカードはマリガンに強くする意味での採用。2点火力がカード1枚分になるマッチアップならマリガン分の手札差を取り返せる。生物の面も3マナと採用できるマナコストで4/3という恵まれたサイズ。タフネス3なので触りやすくはあるものの2点飛ばせる上にほかの生物もサイズが小さいことを考えるとそこは問題なし。

 総じて環境を見定める必要があるが2マナインスタント2点が有効である環境ならぜひ採用したいカード。実際今は使っていていつでも文句ない。

 

3)さいごに

 また次回。ではでは。