働きアリ@働かない

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『ヒストリックアンソロジー6』カード私評

収録カード全20枚のリストはこちら。

Bridge Your Way to New Historic Decks with Historic Anthology 6! | MAGIC: THE GATHERING

 

Avacyn, Angel of Hope

構築よりはBrawl用かな。踏み倒すにしても《セラの使者》のほうが良いため出番は今のところなさそう。

Phyrexian Metamorph

通常のクローンが4マナで色シンボルが必要なことを踏まえると3マナ無色でコピーできるのは破格の性能。コンボならジャイルーダだろう。もしかしたらおかしなコンボが組めるかもしれないので今後も注目すべきカードだろう。

Ophiomancer

キューブではよく見かけるものの、構築では見たことがない。対して強そうに見えないのでそこまで使われなさそう。

Night of Souls' Betrayal

かつてのモダンの優良サイドカード。アグロやタフネス1のシステムクリー茶デッキには劇的に刺さるため、His.でも採用するデッキはありそう。

Laelia, the Blade Reforged

殴れば3/3と3マナ速攻の性能と思えば十分。それでいて衝動的ドローなのだから結構強そう。《ボーマットの急使》と合わせて使いたい。

Go-shintai of Life's Origin

祭殿デッキはいまだファンデッキだが、ここまでいろいろプッシュされればちょっとは出てくるのか。主戦場はBrawlだろうが、構築でも見かけたら面白いけどなあ。

Tarmogoyf

待ってました、《タルモゴイフ》。どんなデッキにもこのカードがタッチされた、恐ろしい時代もあったものだが、今は令和。かつてほどの使われ方はしないものの一定の使用率を保っている。15年前のクリーチャーが打点重視でいまだ現役とは。His.にはフェッチランドが《寓話の小道》しかないため土地を墓地に落とすことが難しいものの、《思考囲い》や《致命的な一押し》のような脇を固めるカードは健在。また、ルールスも使えるため黒緑で使われるだろう。

Glimpse the Unthinkable

LOはモダンに比べ何枚か足りないもののこのカードが来ればギリギリデッキになるかも。ライフ換算では2マナ4点相当で、ライフに比べライブラリー修復は難しいため性能としては十分。ローグに入れるとデッキが2個出来てよくないと思うので、きちんとLOを目指してデッキを組めるかがこのカードを採用できるかにかかっている。

Chalice of the Void

大体X=1で置くだろうから、フェニックスはサイド後に意識する必要がありそう。これをもしメインに入れてくるデッキが流行ったら面倒だなあ。

Retrofitter Foundry

レガシーの忍者で使われているファクト。His.にも1マナ多相はいるものの百合子がいないためこのカードを使うには別の視点が必要に。《練達飛行機械職人、サイ》は素直にソプターを出せるため、青白親和ではサイを軸にして使われるかも。

各種Bridgeランド 全10種

破壊不能を活かして《浄化の野火》を打つのがパウパーではトレンドだったが、His.でもそういうデッキは作られるかも。親和デッキでも採用されるかもしれない。他は、昂揚を目指したデッキがあれば。

 

総じていつも通りですね。全部使いたいアンソロジーは出たことがないので、ここから5種類程度が使われれば十分、という感覚なら合格です。久々のアンソロジーのうち半分がBridgeランドなのは芸がなくて少し興ざめですが、まあ仕方ありません。《タルモゴイフ》はMTGの中でも好きなカードの1枚なので是非デッキを組みたいと思いました。ではでは。